予備試験論文Fランクからリベンジするブログ

2021.11.25 令和4年に向けた予備試験論文対策①総論 勉強方針【勉強法】

 
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来年に向けた論文対策をどうしようかと考えていましたが、
方向性が決まって来たので、書き残したいと思います。
予備試験の論文式試験に初挑戦したのが令和2年でした。
この時は、やっと短答式に合格したということで、
論文もあまり書いたことがなく戦略があまりなかったと記憶しています。
成績は、憲法のEランク以外Fランクをとってしまう壊滅的なものでした。
憲法のEの成績から考えるに、論文の形をギリギリなしていたからだと思います。
それ以外の科目は、
①問題点が何なのか気付かなかったり、
②規範や判断枠組みがしっかり書けていなかったり、
③規範が書けていてもあてはめとグチャグチャになっていたり、
と散々なものでした。
そこで、上記①②③を克服すべく、令和4年に向けた論文対策は
①´網羅性を上げる。
②´規範や判断枠組み、要件、効果などを試験で書けるようにしっかり記憶する。
③´論文の型を身に付ける。(どのような順番で書いていくか=答案構成)

なぜ、上記①´②´③´に行きついたかというと、
論文の問題集を見ていて、論文の答案の形はおおよそ、
下記のような流れで書いていくので、
1、主張=Xは●●を請求する
2、(1)要件
①条文の文言に当てはめるだけ
②条文の文言に当てはめるだけ
(2)③条文の文言では不明なので解釈する。
③が不明なので解釈する。

(3)あてはめ 問題文の事情⇒評価⇒①②③にあてはまる。
(4)よって、要件を充足する。
3、したがって、Xの主張は認められるとも思える。
4、しかし、Yは▲▲と反論する。
(反論も同様に要件の検討をする。)

反論と請求の攻防が続く。

要件(規範や判断枠組み)が書けないと、そこから書くことには、
理論上は点数が入らないことになる。
問題文の事情が拾えても、誤った要件(規範や判断枠組み)に当てはめても
あてはめが正しくないので、そこでも失点をしてしまうことになってしまう。
要件 ×

あてはめ ×

結論 ×
逆に、正確な要件(規範や判断枠組み)が書くことができれば、
問題文の事情は、問題文に書いてあるので(当たり前ですが)
そこから該当する事情を引っ張ってきて、要件(規範や判断枠組み)
に当てはめてあげれば、要件以降の部分にざくざく点数が入ってくる
ことになる。

要件 ◎

あてはめ ◎

結論 ◎

網羅性についても同様で、どんなことを書けばいいのかわからなければ
論文試験は白紙からのスタートなので、白紙で終わってしまう。
何かテキトーなことを書いても
(令和2年の行政法の公害防止協定や刑事訴訟法の一事不再理効がそんな感じでした)
的を得ていなければ、点数は入ってこない。

という分析から、令和4年予備試験論文対策は
①´網羅性を上げる。
②´規範や判断枠組み、要件、効果などを試験で書けるようにしっかり記憶する。
③´論文の型を身に付ける。(どのような順番で書いていくか=答案構成)
を徹底していきます。
具体的にどう勉強をしていくかは、別の記事で詳しく取り上げていきます。

 

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