予備試験論文Fランクからリベンジするブログ

令和3年 司法試験予備試験 短答再現・反省

 
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■試験対策
1、対策開始時期
4月から(1か月前)短答の勉強を本格的に開始しました。
2、対策の内容
①早稲田経営出版の逐条テキスト(憲法を除いた科目)の過去問出題のマークの部分を読込、覚えていない部分に付箋を貼り、直前に見直しました。試験日までに1周し、試験直前に付箋箇所を1周しました。
②短答パーフェクトは予備試験の問題を中心に演習しましたが、憲法は1周。他の科目は1周すらできませんでした。
③模擬試験はLEC2回、伊藤塾1回やりました。一般教養科目は解いていません。

■試験当日
朝5時30分に起床。
とりあえず、試験に持って行くものを軽くするために、
商法の逐条テキストの付箋部分を確認。
朝食をとり、予定通り6時30分に出発。

途中でファミマにより、おにぎり2個とお茶を調達しました。
電車では、民訴の付箋部分の確認をすると決めていたので、予定通り確認。

会場は池袋にある立教大学。
立教大学には8時くらいに到着していたのですが、既に長蛇の列を作っていました。
なかなか開門にならないので、民法の逐条テキストの付箋部分及び親族相続の出題マークの部分を読みました。
8時30分くらいにようやく入場できました。
ただ、コロナ対策ということで、入場できたものの検温などもあり、
試験会場に入室できたのが、9時くらいでした。

試験教室は立教大学9号館でした。
会場に入室してから、嫌なイメージが復活しました。
2年前の短答式の試験で失敗した。
「ザ・寒い教室」です。

冷房がかなり効いていて寒い。

■試験開始
(民事系)
まずは、民事系の試験でした。
集合時間になっても、受験生が集まらず、説明開始が少し遅れたと思います。

とりあえず、事前に解く順番を決めているので、商法⇒民事訴訟法⇒民法
の順番で解くことにしました。

序盤から体が冷えてきてしまって、そっちに思考が奪われていきます。
とりあえず写真照合の時に試験監督の人に、空調の温度を挙げて下さいと
伝えました。

商法の会社法から解いていき、商法総則・商行為のところで、
「あれ、よくわからん」ってなりました。
手形・小切手を見るも「こちらもわからん」ってなりました。
ここで立ち止まっていてもどうにもならないので
とりあえず、商法はここまでにして民事訴訟法を解き始めます。

民事訴訟法は模試でも20点を毎回超えてきていたので、
商法より安心感をもって進めていきました。

ただ、すぐに解けなさそうな問題が2、3問あったので、
とばして民法にいきます。

民法は昨年と比較して解きやすいなという印象でした。
結構スイスイ解ける感じでいけましたが、残り時間があと5分位でした。

残っている民訴の1問に着手して、残った6問には「2」をマークしました。

民事系の試験が終了し、おにぎりを1個食べて、
外に出て体を温めようとするも、くもりで風も強く、あまり状況はかわりませんでした。

(公法系)
次は公法系、
公法系は特に時間的には厳しくないので、
とにかく憲法⇒行政法の順番でゆっくり解いていくことに、

解いた感触は、やはり1問あたり1肢、2肢、
確実に切れていないなという印象。

いつも時間がかなり余る公法系ですが、
時間ギリギリでした。

公法系の試験が終了し、最後のおにぎりを1個食べて、少し外に出て息抜きをしました。
雨が少し降っていたので、軽めに散歩して、教室に戻りました。

刑事系の逐条テキストの付箋部分も軽く復習し、時間が余ったので、
昼寝をして体力回復に集中します。

昼休みが終わったころには、教室の空調も大分良くなってきました。

(刑事系)
いよいよ、法律科目の最後の刑事系
刑事系はとにかく時間が足りなくなる科目なので、
見解問題以外の解きやすい問題から取り組みます。
刑事訴訟法の方が解きやすいので、今回もこちらから解きました。

予想通り、結構時間が足りません。
昨年よりも時間的に厳しいと感じました。

刑事系の試験が終了し、一般教養に向けて軽く、物理の公式などを見直しました。

(一般教養)
最後の一般教養の試験
いつも読解、論理、理系の問題を中心に選択し、解けるだけ解くというスタイルなので、
今回もいつものように解きました。

今回は数学に全く手が出せず、この時点で、結構マズいと感じました。
他の理系科目もトライしましたが、全体的に難しく感じました。

一般教養が終わり、試験終了です。

(帰宅)
試験がおわり、ツイッターのフォロワーの方から連絡があり、
ご挨拶と帰り道を御一緒させて頂きました。

いろいろ共感できる点があり、モチベーションがとても上がりました。

■結果
伊藤塾での採点結果です

憲法 20点
行政 16点
民法 20点
商法 12点
民訴 22点
刑法 15点
刑訴 17点
一般 18点
合計 140点

でした。
今回の点数では短答突破は厳しいですね。

■反省点
①今回はほとんど過去問を解かなかったため「解く」力が落ちてしまったと思います。
やはり問題をある程度こなさないと問題を解く際に頭がスムーズに回っていかないので、
短答直前期に限らず問題を定期的に解いていこうと思います。
②今まで特に対策してこなかったタイムマネジメントですが、
今回もすべての問題に目を通せなかったので(特に今回は、例年より多くの問題に目を通せなかったです。)
普段から時間を計って科目単位で時短できるように訓練した方が良さそうです。
問題に目をしっかり通すだけでも解けた問題があるのではと思いました。
来年に向けては1日、最低でも1科目30分時間を計って時間内に終えられるよう訓練していきたいと思います。
③初歩の初歩ですが、防寒着はかならず持って行くべきですね。2度同じ過ちをしてしまいました。

来年はしっかり準備してリベンジしたいと思います。

 

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Comment

  1. spicytaka より:

    お疲れ様でした。
    今年は加藤先生の講座などで論文の対策をしっかりされていた印象なので、論文に進めなかったのは特に悔しいかと存じます。
    僕も使者さんと共に論文に進めなかったことは残念に思います。
    来年に向けてですが、記事を拝見した印象として、過去問の演習が足りていなかったのかもしれないと思いました。
    お仕事もお忙しいでしょうから、中々時間を取るのは大変かもしれません。
    僕は仕事の昼休みに短パフェを解いていくという作業を数か月前から始め、試験の前には1周解き終わっているという状態を作り、試験1か月前くらいから間違った肢や不確かだった肢を復習しました。
    参考にならないかもですが、何かの力になればよいと思い、僕のしたことをお伝えさせていただきました。
    既に来年に向けて始動されているかと思います。
    来年は短答を突破し、その先の論文・口述にも合格することを祈念いたします。
    頑張りましょう!

    • hiro より:

      spicytakaさん

      返信が遅れてしまいました。コメントありがとうございます。
      今年は短答過去問の演習量が圧倒的に足りていなかったと反省です。
      昼休みに短答の過去問をコツコツ消化していくのは良いかもしれません。
      参考にします!!
      来年はリベンジします。
      takaさんの今年の論文・口述の合格を祈っております!!

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